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2020年2月13日 (木)

飛龍伝2020・東京公演千穐楽

どうも。

謎の三連休明けの男・にゃん太郎です。

頼んだわけでもないのに、三連休。

最終日は表題の観劇予定があったために泊まりで遠出というわけにもいかず、
基本的には酒浸りで過ごして終わりました。

我ながらもったいない…。

という事で、飛龍伝。

202001310004_ex

きっかけはまあ、写真を見ていただけばわかるように欅坂46の菅井友香さんが主演という事だったわけですが、
ワタシは幼少の頃から観劇はずいぶんしているわけで「たまには見てみようかな」と。

会場は新国立劇場の中劇場だったのですが、幸運にも前から5列目という席でしたので、役者さんの熱量が
ガンガンに伝わってきまして大変迫力がありました。

簡単に言うと「学生運動」のお話ですが、いくつか見たことがあるつかこうへい氏の舞台の中では
この作品が一番好みですね。

ただ、一つ感じたこと。

学生運動と言えば1960年代から1970年代の出来事。

1970年生まれのワタシでさえ、幼少の頃のテレビニュースでヘルメットを被った若者と機動隊が衝突している
映像を見たことがある程度の記憶しかありません。

昨日の観客の「ほとんど」と言っても過言ではない方々は、ワタシより年下。

「お話」としては分かっても、現実味はないんだろうと思いました。

そういう意味で

時代背景を背負った作品を長く上演し続けていく過程において、作家さんの本当に伝えたかったことを
いつまで伝え続けられるのだろうか?

と思いました。

しかしながらその反面。

自分の経験を振り返ると、10代の時に自身が観劇した「アンネの日記」は今でも鮮烈に印象に残っています。

それ故に

作家さんの意思とは違うモノでも観る側が何かを受け取れれば、それもまた「作品」の力なのだろう。

とも思います。

まあ、飛龍伝は「新劇」ではありませんのでね。

作品の内容は基本的に重たくても、時事ネタをふんだんに盛り込んだり、ゲストが無茶ブリをやらされたりと
笑いどころも充分ありました。

そして何より、役者さんたちのこの作品への思いと舞台への執念が伝わってくる素晴らしい舞台でした。

最近は観劇というともっぱらミュージカルばかりのワタシですが、きっかけはどうあれ、
たまには「芝居」というのも悪くありませんね(飛龍伝は歌や踊りが若干ありますが)。

また機会を見つけて観たいですね、芝居。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

冒頭のダンスで菅井さんが「二人セゾン」のフリをさりげなく使ったところでニヤリとしました(笑)。

2019年12月30日 (月)

2019年を振り返る

どうも。

本日からまさかの三連休の男・にゃん太郎です。

年末から年始にかけてこんなに休めるなんて、一昔前には考えられなかったことです。

えー、さて。

表題の件。

今年ももう、そんな時期です。

個人的には今年は盛りだくさんの一年でしたが、大きな出来事は三つでしょうか?

まずはやはり、裁判員を務めたことでしょう。

自分の中での司法への垣根が一気に低くなり、裁判というものへの興味はもちろんですが、そもそも刑罰とは何なのか?

その基になる刑法はもちろんのこと、法律とはなんなのか?

ひいては、憲法とは…?

という事で、自分なりに色々と調べ、考えるきっかけとなりました。

そして様々な刑事裁判の判決が報道されるたび、大変興味深く感じるようにもなりました。

そして二つ目は、四年半ぶりの下血・入院。

今回は前回よりも入院期間も延び、社会からの離脱は丸々一ヶ月。

お陰様で再発は有りませんが、外出中や仕事(乗務)中に「今もし下血したらどうしよう」と突然不安に襲われることがあります。

来年50歳を迎えるワタシが平均寿命の80歳まで生きるとして約五年に一度下血が起きるとすると、あと六回も入院することに
なりますね。

まあ。

このまま一度も再発しないかもしれませんし、今すぐ下血するかもしれないし、考えても仕方ないことですがね。

で。

三つ目はこの下血・入院で延期になった両親との旅行。

6月の予定が延期となりまして、10月に行ってまいりました。

二泊三日で、仙台・南三陸・陸前高田。

お察しの方もいらっしゃるでしょうが、東日本大震災の被災地ですね。

各所の印象を少し述べますと。

まず、仙台はワタシが手伝いに通っていた若林区の荒浜地区。

震災遺構となり史料館化された荒浜小学校を訪ねましたが、塩釜亘理線のかさ上げが完了し、荒浜交差点はきれいな立体交差に。

同交差点で無残な姿を晒していたガソリンスタンドもコンビニエンスストアーの基礎も、今の景色からは想像もできません。

以前の景色が変わっていってしまうことは残念に思うところもあるのですが、着実に良い方向に進んでいる感じがしました。

ただし。

塩釜亘理線以東は居住禁止区域に指定されており、震災前にこのエリアに住んでいた方々は戻ってくることができません。

故に、個人的には「復興」という言葉は違うのかなと思います。

次に、南三陸。

「部外者」のワタシがこんなことを言うのは非礼かとも思うのですが、正直なところ大変な衝撃を受けました。

南三陸で震災直後に大きく取り上げられた、防災対策庁舎。

前回訪れた2014年には、砂埃が舞う荒涼とした大地に佇んでいました。

津波に呑まれたその錆びた体躯を足元から見上げた後に周囲の景色を見渡すと、視界を遮る物が無いゆえに津波の高さを
実感できましたし、震災当時には他に逃げ場がなかったであろうことも想像できました。

しかし、五年の月日で周囲の景観は一変。

街全体のかさ上げが進んだことで、防災対策庁舎を含む復興祈念公園の一帯だけがいわば「陥没」したような作りになっていました。

そのため、さんさん商店街などの公園外からだと防災対策庁舎を高い位置から見ることになってしまい、津波の高さが伝わりにくく
なってしまっているように感じました。

今回ワタシが訪れた際はまだ祈念公園の敷地内に入れなかったので何とも言えませんが、庁舎のすぐ後ろはかさ上げ道路となっているので
公園内で庁舎を見上げたとしてもやはり「高さ」が伝わりにくくなってしまっているのではないかと…。

ワタシの記憶が正しければ、この防災対策庁舎を震災遺構として残すかどうかは地元の方々の中でも賛否両論があったはず。

五年前に庁舎を目の当たりにしたワタシもその衝撃があまりにも大きく、部外者ながら非常に難しくデリケートな問題だと思いました。

そんな中で遺構として残すことが決まった、大切な場所。

正直なところ「別の遺し方はなかったのだろうか?」と感じました。

しかし、当面の間は人が住むことを考えなくて良い前出の仙台荒浜地区が「そのままの状態」を維持しやすい
(無理に変える必要がない)のに対し、南三陸は早急に「安全に」人が住める状態にしなければならないわけで、
時間や遺構の保存の方法に制限がかかることは必然。

遺構となっている「現場」で人が亡くなっているか否かという大きな違いもあり、今回この二地域を訪れたことで
「復興状況は比較するものではない」という事を感じるとともに、その難しさを改めて思いました。

最後に。

初めての陸前高田では、まだできたばかりの「高田松原津波復興祈念公園」に行ってきました。

こちらは史料館が非常に充実していまして、興味深い内容が多かったために予想外に時間がかかりましたが、大変勉強になりました。

そして陸前高田と言えば「奇跡の一本松」。

この祈念公園の最深部にあり、史料館からは徒歩で10分近くかかるでしょうか?

おりからの強風の中、81歳と79歳の両親と共にえっちらおっちら歩いて行きましてね。

よいしょ。

20191009_124034

スマホのカメラ、恐るべし。

意外に良い写真が撮れました。

で、まあ。

何故この一本だけが残ったのか、盛んに報道されていた時から不思議に思ってはいたのですが。

実際目にしてみたところ、理屈も何もない。

この松は『その時』を後世に伝え続けることを、何万という仲間の松から託されたんだな。

と、ㇲッと腑に落ちました。

しかも、震災の記憶を持たない人達が増えてから枯れたら切られてしまうかもしれない。

だから直後に枯れかけることで、人間に「保存」させようとさえしたのではないかと。

変な話かもしれませんが、そう感じました。

あ。

なんだか、力が入って表題から逸れてしまった気も…。

そんなこんなで、今年も間もなく終わるわけですが。

入院はしたものの、一年間無事に過ごせたことを有難く思います。

今年お世話になった方々、ありがとうございます。

それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

2019年10月22日 (火)

ショックなことに

どうも。

先日両親と東北に行ったブログを保存し忘れショックを受けている男・にゃん太郎です。

ええ、ショックでしたね。

下書き保存したつもりだったのですが…。

まあショックだったのですが、今日のショックなお話は別の内容でしてね。

え~。

ワタクシにゃん太郎・49歳…。

ついに血圧の下が、100を超えました~っ!!

良いですか?

上じゃないですからね、下ですから。

下。

はい。

昨日の健康診断での出来事です。

あまりのショックに正確な数値は忘れましたが、たしか102か109…。

そして上は131.

素人ながら、上と下の差が小さすぎるのではないかと。

年齢が行けば動脈硬化になるのは仕方ないんですよ。

みんなそんな感じです。

と馴染みの看護師さんに慰められましたが、さすがにこれはマズイのではないかと危機感を抱いております。

思えばここ二年ほどで、健康診断の結果が急激に悪化。

他人のせいにするつもりはありませんが、所長が変わりストレスの度合いが急激に上がったことと関係が
あるのではないかと…。

風呂上がりの抜け毛の量も、明らかに増えていますし。

さてさて。

運動はそこそこしていますし、以前に比べれば食生活もだいぶ気を付けているのですがね。

う~ん。

亜麻仁油でも飲みますかな。

効くんだろうか…?

2019年9月23日 (月)

東京ドーム

どうも。

なんとなーく内臓の調子が悪い感じがしている男・にゃん太郎です。

別に下血しているわけでもなければ何がどうということではないのですが、なんとなくです、なんとなーく。

さて。

少々遅くなりましたが9月19日、25年を超える歳月を経て東京ドームに足を踏み入れてきました。

ええ、欅坂46夏の全国アリーナツアー追加公演・千秋楽。

ワタシの席は、20ゲート 2通路 1階 1塁側 A01ブロック 25列 482番。

簡単に言うとライトポール際でして、外野側に設置されたステージを下手側のほぼ真横から見る感じ。

メンバーがメインステージの深い所に行ってしまうと姿が見えなくなってしまうという、見切れ席同然の場所。

しかもメインステージ脇に設置されていた大型モニターも角度が悪くて見づらい場所で、正直なところ席に着いた時には
意気消沈でした。

が、しかし。

そうはいってもそこはファン。

Overtureが始まれば血沸き肉踊り始め、ドーム一杯に広がる緑色の海とこだまするコールにテンションは最高潮。

周りの若者の目など気にせず、大はしゃぎをしてしまいました。

結論を申し上げますと、2017年夏の全ツ千秋楽以来、久々の「お腹いっぱい」の最高のライヴでした。

その理由をいくつか挙げますと。

① ユニット曲が何曲もあったこと
  欅坂46と言えばやはり「魂のこもったパフォーマンス」なのですが、近々の横浜アリーナや武道館のようにその色の曲ばかりで
  攻められるとどうしてもライヴが単調になる感じがしてしまうのです。
  しかし今回のようにユニット曲でホッコリさせてくれる場面があると、ライヴにメリハリが付きますし、欅坂色の曲が
  益々引き立つように感じられます。
  …。
  「青空が違う」の時に気球に乗ったぺーちゃんとりさがかなりそばまで来てくれたのですが、恐ろしいほど美しかったです。
  後ろの席の女子二人が「やばいやばいやばい!!かわいいかわいいかわいい!!!」と絶叫していたのですが、
  まったくの同感でした。

② メンバーのMCや煽りが著しく上達
  こう言ってはナンですが、MCはもう、二期生に任せたらどうでしょうか(笑)。
  一期のグダグダでヒヤヒヤのMCも欅らしくて良いといえば良いのですが、東京ドームを埋められるまでのグループになった今、
  果たしてそれで良いのかというのは賛否分かれるところかと。
  しかしながら、煽りについては場数を踏んでいる一期の勝ち。特にゆいぽんは安定の煽りの上手さがあり、特に今回の終盤の
      煽りおまえら!サボってんじゃねぞーっっっ!!!」的な煽りは過去最高の煽りだったと思います。
  みーちゃんの「みんな大好きー!」も良かったですね。残念ながらの選抜落ちで、色々なことの見え方が変わったかの
     ような印象を受けました。

③ 「不協和音」解禁
  世間的には欅坂の代表曲と言えば「サイレントマジョリティー」ですが、ワタシはこの曲こそが「真の欅坂46」であり、この曲なしに
  欅坂は語れないと思っています。
  先日のけやかけにて「ライヴで一番盛り上がる曲」は「危なっかしい計画」になりましたが、ワタシとしてはやはり「不協和音」。
  ワタシは幸運にも2017年夏の全ツ千秋楽のダブルアンコで「不協和音」に立ち会えましたが、今回初めて体感したファンはまさに
  度肝を抜かれたのではないでしょうか?
  今回は過去最高人数での同曲のパフォーマンスになったわけですが、文句なしのパフォーマンスに思えました。
  てちの叫びはもちろんですが、ほのちゃん(あの場では誰かわからなかった)の叫びも胸に刺さりました。
  「魔曲」なので二年間封印されてきたのでしょうが「葵やぐら」が可能となったことも、解禁の要因だったのかもしれません。
  一つ思うのは、この曲はライヴでも安売りしてほしくないなと。生で見られたら恐ろしくラッキーという「特別な一曲」にしておいて
  ほしいです。

④ 「太陽は見上げる人を選ばない」の会場の一体感
  これね、ワタシ、結構ツボなんですよね。
  ライヴの醍醐味の一つは会場の一体感だと思うんですね。
  この曲を会場の皆さんと歌いながら緑色の海を見ていると「あー、良いライヴだったなあ」と思ってしまいます。
  今後も千秋楽の本編最後は、これにしてもらいたいです。

とまあ、こんなところでしょうか。

そうそう。

ダブルアンコールの「角を曲がる」についても触れないといけませんね。

正直なところ初演を見られたというお得感はあったと思うのですが、実はワタシは否定的な意見でして。

グループとしてのツアー千秋楽、しかも初めての東京ドームという特別な場所と機会をソロ曲で締めるというのはどうなのかと。

そしてこれは後付けの意見ですが。

その翌日に同曲のMVが解禁されるという、なんと言いますか、運営のいやらしさが垣間見える感じが…。

念のために言っておきますが、これは運営に対するマイナスな意見であり、メンバーに対するものではありません。

彼女たちの全力のパフォーマンスは本当に素晴らしかったですし、感動を与えてくれたことに心から感謝しています。

さて。

49歳、独居オジサン。

ここ数回のライヴでは停滞感を覚え「東京ドームって一つの区切りだし、今回が最後かなー。」と思っていたのですが、
今回のライヴを見せられてしまうとやはりまた行きたいと思ってしまいますね。

しかしまあ、今や平日の東京ドームを埋めることができるようになった彼女たち。

帰りの千葉駅以東の総武線というローカルな車両内にライヴTシャツを着た女子が二人、ワタシの最寄り駅の改札ではその他に
五人の欅坂ライヴ帰りの若者が居るという過去経験したことのない事態。

この先、チケット取れるのかな。

心配…。

<以下、同日のセットリスト>

Overture
01. ガラスを割れ!
02. 語るなら未来を…
03. Student Dance
04. エキセントリック
05. 世界には愛しかない
06. 青空が違う
07. バレエと少年
08. 制服と太陽
09. 二人セゾン
10. キミガイナイ
11. もう森へ帰ろうか?
12. 僕たちの戦争
13. 結局、じゃあねしか言えない
14. サイレントマジョリティー
15. 避雷針
16. アンビバレント
17. 風に吹かれても
18. 危なっかしい計画
19. 太陽は見上げる人を選ばない
EN1. 不協和音
EN2. 角を曲がる

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今回一番残念だったのは、オダナナの欠場。

それはまあ、ああいうを写真撮られてしまったら仕方ないのかもしれませんけど。

やはり「五人囃子」はあの五人じゃないと。

2019年9月16日 (月)

爪痕

どうも。

地獄の7連勤を終えてメンタルをやられている男・にゃん太郎です。

先週一週間の日別拘束時間は…

月 16時間05分
火 17時間55分
水 15時間50分
木 15時間00分
金 17時間00分
土 14時間55分
日 13時間15分

土日はいくらか落ち着きましたが、ブラック企業丸出し。

しかもこれはいわゆる「表向き」の時間であって、実際は各日これよりも30分以上は長いということをここに記しておきます。

で、まあ。

なぜこんなことになったかと言いますと、9日に我が県・千葉県に甚大な被害を与えて去って行った台風のせい。

ということで、今日はそのお話。

まず初めに言っておきますと、今回の台風で経験した暴風雨はワタシの人生の中で最強のモノでした。

台風当日は内勤だったので事務所(と言っても掘っ立て小屋同然)に居ましたが、窓からの今まで見たことがない白く霞んだ景色と
今まで聞いたことがない空の呻き声に、命の危険を感じました。

ワタシは2時半前に出勤したのですが、その時の風雨はよくある台風のレベルでした。

そうは言ってもなかなかの風雨でしたし、台風の最接近はまだこの後。

出荷が止まっている可能性もあると思い基地に問い合わせると「終日出荷停止の予定なし」とのこと。

乗務員としての過去の台風の経験では、仮に出荷が止まるとしても風雨のピーク時のみ。

それが過ぎれば通常業務に戻り、与えられた仕事を各自がやり遂げる。

それに加えて「荒天でも出荷が行われている限り車は止められない」という内勤としての過去の経験もあったため、乗務員一人づつに
「どうする?行く?イヤなら車庫待機でも良いよ。」と相談しつつ、3時10分くらいからの30分間で6台の車を送り出しました。

が。

4時前から過去に経験が無いほどの暴風雨となり、先発の2台はなんとか積み場まで辿り着いたものの、後発の4台は車庫から
10分ほどの路上でストップ。

その後びしょ濡れで出勤してきた同僚たちは車庫待機としたものの、この時点で「車を送り出した」というワタシの判断ミスだったと
自覚しました。

それでもまだこの時点で「二時間もすれば路上待機の車両も動ける天気になるだろう」という甘い考えをワタシは持っていました。

確かに天候は少しづつ回復し、暴風は続きながらも雨は小降りになりました。

しかし、本当の地獄はここから始まりまったのです。

路上待機の車にGOサインを出したものの、その時間には通勤に向けて一般車両がドッと始動。

倒木をはじめとした路上障害物であちこちが通行不能の状態になっているだけでなく、県内で発生した大規模な停電により信号が滅灯。

先に紹介した「車庫から10分」の路上待機組からは「動けと言われてもまったく動かない」「30分近くまったく動かない」という連絡が。

最初の車が出て行ってから約6時間。

コトの重大さをようやく認識したワタシは、配車センターに「交通マヒで配送不能」の連絡を。

ところが都内のビルの中にいる方々は実感が湧かないようで、明らかに苛立っている様子。

それでもなんとか「車庫から10分」組の帰庫の許可をもらい、彼らに連絡。

その後「車を出せ」「出せない」のやり取りを何度も繰り返しているうちに「車庫から10分」組の一台が帰庫。

帰庫の指令を出してから、2時間を経過していました。

結局、先発の2台以外の仕事はすべてキャンセル。

好天となった昼過ぎからは皆で車庫の周りの片づけをしてくれ、14時に帰っていきました。

ワタシはと言えば、内勤の宿命。

翌日の仕事がファックスで流れて来るまでは帰宅することができないのですが、待てど暮らせどファックスが来ない。

周辺の停電をよそに我が社の電気は着いているのですが、ファックスだけ停電なのではないかと疑いたくなるほど来ない。

…。

で、まあ。

連日その「ファックス来ない地獄」で冒頭の拘束時間になったわけです。

先に書いたように車庫は停電しなかったのですが、我が社には市原市・八街市・富里市・四街道市・東金市など、
房総半島の市町村ほどではないとはいえ、被害の大きかった地域に居を構える同僚が多くいまして。

停電が何日も続いた同僚や断水でトイレが使えないという事態に困っていました。

お陰様でワタシは停電も断水も無縁でしたが、何日間かはコンビニやスーパーがこんな感じでしたので

20190915143630

震災直後同様に食料の調達に手間取りました。

もちろんワタシの食糧難は数日で解消されたわけですが、連日報道されているように県内の復旧はなかなか進んでおりません。

停電地域はなくなったという我が街・四街道市も、今日になっても応急給水所が開設されているのでいまだ断水している
地域があるものと思われますし、一時待避所なるものも開設されています。

また折からの雨の対策としてブルーシートを配布している旨のメールも来ています。

このことから、ワタシの行動範囲では日常生活の混乱ぶりは東日本大震災の時よりもひどいと言えます。

あれから一週間。

八日ぶりの休みとなった今朝、雨の中近所の様子を見に行ったところ。

マンションの裏門を開けた瞬間の景色がこちら

20190916_062202

はい。

高校の木が倒れて通行止。

よーく見ると

20190916_062711

通りの奥にも同様の倒木が。

そして木は倒れ切らずに電線に寄りかかっているため、その電線が繋がっている電柱は…

20190916_061318

木の重みで傾いています。

そして、同高校の校門脇。

ワタシのお気に入りだったソメイヨシノは…

20190916_060816 

このとおり、無残なことに。

すでに上部は切断されているのでサイズは小さくなっていますが、

20190916_060929_20190916084801 

立派なソメイヨシノだったのに残念です。

このように我が家の周り、しかも安全を優先的に確保すべき学校でさえ「処理」の手が回ってきていないことを見ても、
もっと優先すべき地域や場所があることがうかがえます。

そのような状況下にある方々の生活が一日でも早く元に戻るよう、心からお祈りしています。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

今回もまた、ガソリンスタンドに長蛇の列が。

酷暑の中の停電で車の中で涼を取る方々が多かった影響はあると思いますが、「不要の給油」をする方々も散見されました。

災害時のパニック行動の一つなのかもしれませんが、一人一人が「やらなければならないこと」と「やってはいけないこと」を冷静に
判断することが大切だと改めて思いました。

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