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2005年10月22日 (土)

秋の空に思う

昨夕、山武郡芝山にある運送屋に配送に行った。
成田空港の滑走路まで2~3キロしかない場所で、緑が色濃く残る
のどかな場所だ。

運送屋への配送は好きだ。
うるさい事は言われないし、ほとんどの場所は給油口が一箇所だから
一度ホースを繋いでしまえば、あとはポケーっとしていれば良い。
昨日もそうだった。

突然の轟音に空を見上げると、手が届きそうなところをジャンボ機が通過した。
空港に着陸するのだ。

巨大な影が過ぎ去った後におとずれた静寂の中、空を見上げたままのワタシは
思わず息を呑んだ。

いわし雲の浮かぶ夕暮れの空高くに、無数のトンボ達が飛んでいる…。
「トンボはあんなに高い所を飛べるのか?」と思うような高さを音も無く、
ただ粛々と飛んでいる…。
時が止まったかのような静寂の中でのその光景は、まるで別世界での
出来事のように思えた。
ワタシはそんな音の無い世界で、自然への畏れを覚えながら長い間
空を見上げていた。

思えば、ワタシが子供の頃はこんな風景はあたりまえだった。
我孫子にある実家の隣りは広々とした畑で、イヤと言うほどトンボが飛んでいた。
友達とトンボを捕まえて、尻尾にメッセージを書いた紙をくくりつけて
放したりしたものだ。
「このトンボを捕まえた人は不幸になる」なんて、書いたりした。
今考えれば、けっこう暗い子供だったのかもしれない…(笑)。
ついこの前の気がするが、もう30年近く前なのか…。

いつの頃から、トンボが減りだしたのだろう?
目にしみるほど真っ赤な赤トンボなど、そういえば何年も見ていない。
ヤゴが育てる水辺が減ったり、田んぼにも農薬が使われてしまったりしている事が
原因なのだろうか?
何にしても、残念で悲しい事だ。

子供と二人で空を見上げながら
「トンボがたくさん飛んでるね。すごいね。お父さんが子供の頃は、これが
あたりまえだったんだよ。」
などと言ってみる事を夢見るが、結婚さえも難しそうな現実。
夢は夢のままで終わってしまいそうな予感がする。

こんな哀愁を帯びた気分になるのは、ワタシが好きな秋のせいなのだろうか。

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コメント

はじめまして。
TBありがとうございます。

原油高のことを考える中に、なかなかこうして配送していただいている方のことを考えることは少ないですが、おかげさまで我々は車に乗れているわけです。
いつもご苦労様です。

赤トンボは田んぼで生まれている、というのが‘農と自然の研究所’の宇根豊さんの示唆しているところです。
安易な農薬の使用や農地・河川等の基盤整備などにおいて、自然へのまなざしというものを、これまでの近代化農業において無視してきた結果です。
遺伝子組み換え技術なども、結局は企業間・政府間の自己中心的な利益追求が最大の優先であるために、自然や全てのことを犠牲にしていこうとしているのではないでしょうか。

ただ、そこであきらめるのではなく、今後は、そうしたことを考えた農業・社会に転換していければ、まだまだ自然は戻ってくると思います。

夢は現実として叶わぬこともあっても、元となる気持ちの面で、いつまでもその夢を大切に持ち続けたいものです。

子供と一緒に赤とんぼを見上げることが当たり前である日を夢見て。

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野菜畑で落花生を収穫していました。ふと、使ったクワを立てておいたらトンボが休憩に [続きを読む]

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