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2006年2月13日 (月)

タンクローリーの仕事

今日は「タンクローリーの仕事ってどんな感じよ?」と思っている人の
ために、その内容を書かせていただきます。

これから書くのは「マーク車」と呼ばれるガソリンスタンド回りがメインになる
車の仕事内容についてで、ケミカルのローリーの場合は内容が異なります。
予めご了承ください。
また、あくまでも一例として参考にする程度にしてください。
元売(メーカー)や運送会社によって、当然違いはありますので。

さて…。

1.必要な資格
・大型自動車免許
・けん引免許

  近年ではトレーラーでの配送がメインになっていますので、
  現実的にはけん引免許を持っていないと就職は難しいと思われます。
  けん引免許は免許センターで受験して取得する方法と、教習所で取得する
  方法があります。
  ただし、けん引の教習を行っている教習所はあまり多くありません。
  よく調べてみてください。
・危険物取扱者 乙種4類
  各都道府県により試験日が違いますのでこちらで確認してください。
  ほとんどの県では、年に数回しか試験がありません。
  ただし、在住の都道府県以外でも試験を受けることができます
  特に東京都はほぼ毎週のように試験を行っていますので、
  近隣にお住まいの方は利用すると良いかもしれません。

  上記の三つの資格を有していれば、タンクローリーに乗る事ができます。

2.仕事の内容
 ・マーク車の場合はガソリンスタンドへの配送がメインになります。
  その他にも工場や運送会社などにも配送に行きます。
 ・「積み場で積み込みをして、配送先で荷下ろしをする」ということを
  1日に2回~4回繰り返します。
  1回の積み込みで必ずしも1件の配送先に行くわけではなく、
  2件・3件になることもあります。

3.出勤時間
  出勤の時間は、一件目の配送先が何時から下ろせるのかで決まります。
  ですから毎日同じ時間に出勤というわけではありません。
  一般的には、朝一番の積み場のラッシュは4時~5時半くらいです。
  車庫から積み場までの距離によっても出勤時間は変わるでしょうが、
  当社の場合は、4時に車庫を出て行く人が多いです。

4.退社時間
  通常は17時~19時くらいの間に車庫に戻ってきます。
  しかし、仕事の内容やその日の道路の状況により大きく違ってきます。
  また季節にも大きく左右されます。
  ヒマな春先などは16時前に終わる事もありますが、忙しい冬場は
  20時を回るような日が続く事もあります。

  ※24時間稼働の車を交代勤務で乗る場合は一人10時間程度の
    拘束時間になります。

5.休み
  交代制です。
  日祭日も仕事があります。
  それどころか、盆暮れ正月も仕事です。
  「後でまとめて休み取れるんでしょ?」とよく言われますが、
  どこの会社もギリギリの人数で仕事をしているので、そういったことは
  一切無理と思ったほうが良いかもしれません。

6.給与体系
  基本給と運賃分のバック、それに残業が加えられる形がほとんどです。
  担当車制ではなく、一週間ごとに車を乗り変わらせることで
  営業所内で極端な給与格差が出ないようにしている会社が大多数です。
  我が社だけでなく、他社の人の話などと総合して推測するに、
  年収で450万~500万が一般的のようです。
  昇給は一般的には無く、運賃が上がれば給料も上がります。
  (運賃が上がる事は、現実的には期待できません)

概要は、こんなものでしょうか…。

ついでなので、積み込みと荷下ろしにについても。

7.積み込み
  普通は積み込みは「上積み」という形になります。
  タンクローリーのタンクは通常5個~8個のマス(ハッチ)に分かれています。
  各マスの上にフタが付いていて、そこに積み場のアームを差し込んで
  積み込みます。
  最近では「どのマスに何をどれだけ積むか」を積み場のコンピューターに
  記憶させてから作業に入るので、積み込む油種や数量を間違う事は
  99.9%ありません。

8.荷下ろし
  荷下ろしは、先方のタンクとローリーのタンクをホースで繋いでコックを
  開けるだけです。
  最近ではローリーのハイテク化が進んでいて、積み込み時に
  「どのマスに何を積んだか」を車載の機械に記憶させておきます。
  荷下ろし時にはスタンド側にある油種認識キーを接続する事で
  混油事故を防止します。
  スタンド側の油種と下ろそうとしているマスの油種が一致しないと
  各マスに付いているバルブが開かないようになっているので、
  こちらも99.9%、混油事故が起きる事はありません。

  ただし、同一の油種を複数のタンクに分納する場合注意が必要です。
  数量の振り分けは自分の手で各マスのバルブ操作をする事によって
  行いますので、自分が勘違いをすると油が溢れます。

。。。。。。。。。。。。

とまあ、こんな感じですかね。

あとは、ワタシが思うことを言わせてもらうならば…

・総合的に考えて、あんまり給料は良くないと思う。
 (運送業界内では悪いほうではないと思う)
・生活時間帯が普通の人と違うので、家庭のある人は大変かも。
・手積み手下ろしなど力仕事が無いので、女性も大丈夫そう。

というところでしょうか?

この仕事の手がかりを得たくてココに辿り着いた方。
少しは参考になったでしょうか?
だとすれば良いのですが…。

a  

荷下ろし先タンクとホースの接続部

 

 

  

b

 

ローリー側とホースの接続部

 

  

 

c
こんな感じで荷下ろしです

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コメント

まさやんさん>もうローリーに乗っていらっしゃるわけですね。
まだこれからかと思っていたもので、失礼をいたしました。
写真の車はたまた単車(トレーラーではない型)なので配管が一本ですが、我が社のトレーラーは二本配管になっています。
CPS(混油防止装置)が付いたのは4年前なので、それまではまさやんさんが乗っているタイプと同じような状況でした。
今もその頃もそうですが、我が社では積み込み時に各底弁バルブに「油種クリップ」というものを付けます。納品先で底弁バルブを開放する前にクリップをランニングボード(ローリー上を歩く場所)に付けて先方の給油口の油種と一致していることを確認して底弁バルブを開放するという方法を取っていました。これはCPSを取り付けた現在も実施しています。
またエア底弁の場合は最初にすべての油種クリップをランニングボードに取り付けて、それを確認しながら底弁を開放します。
ただし、上記の方法を実施する場合はランニングボードに付けた油種クリップは何番ハッチの物なのかが確認できるように、ハッチNOと各ハッチの容量を記載したプレートなどをランニングボードの底面に地面に対して垂直に付けておくなどしないと分かりにくいと思います。
吐出口が各ハッチごとにあるボトム車は、我が社にはないのでどのようなコンタミ防止策が有効かは、正直なところ分かりません。
最終的にはやはり自分の目による確認がすべてですが、その確認をいかにやりやすくするかがポイントだと思います。
まだ入社したばかりのようですから難しいと思いますが、もしもコンタミ防止の工夫が会社として行われていないのならば、徐々にまさやんさんが変えていかれると良いと思います。
それではお互いに事故に気を付けて頑張りましょう!

にゃん太郎様

にゃん太郎様ののっておられるローリーは
最新式の形ですよね?

そのような装置が有るのは聞いてはいますが当方は古い車両ですので

残念ながらその様な高価な車載機ならぬコンタミ防止装置付いてはおりません。

出口も車種により色々有ります。
出口が集合で一つのもの、各タンクに出口が一つづつなど、
でも確認、確認の積み重ねですね!!

経験豊かなにゃん太郎様に少しでもと思い質問させていただきましたが根本的に車種が違うとは残念の一言です。

まだ素人ですので分からないことがあると思いますので質問させていただくこともありますがヨロシクお願いします。

まさやんさん>
コンタミ防止策ですか…。
本文中でも書きましたが、積み込み時に「どのマスに何を積んだか」を車載機に記憶させます。タンクの各マスにはバルブが付いているのですが、荷下ろし先のタンクの油種とマス側の油種が合わないとこのバルブのロックが外れないようになっています。これはローリー側の出口(吐出口)の数がいくつであろうと、同じ仕組みになっています。ですから普通に作業をしていれば人為的なミスでコンタミが起こることはまずありません。
ただし、最終的にもっとも頼りになるのは機械ではなく自分です。荷下ろし先のタンクの油種と自分がバルブを開放しようとしているマスの油種が一致しているかどうかを自分で納得がいくまで確認してからバルブを開け、再度確認してから吐出口のコックを開く事が最大のコンタミ防止策であるとワタシは考えていますが…

にゃん太郎さま
先日は丁重なご回答有り難う御座いました。

このたびローリー運転手になろうと思っているので横乗りしましたが
やはり一番怖いのがコンタミです。
やってしまうと莫大な損害及び失業だからです。
掲載されている写真を拝見したところお乗りになられている車は出口が一箇所のように見えますが・・・

出口が一箇所の場合のコンタミ防止の
注意点及び間違わない為の操作手順、
出口が各タンクに応じて出ている場合、
5個タンクの場合は5個の出口の場合のコンタミ防止の
注意点及び間違わない為の操作手順を

にゃん太郎さまの分かる範囲で教えていただければを思い書き込みをさせていただきました。

まさやんさん>はじめまして。ご訪問ありがとうございます。
早速ですが、なかなか難しい質問ですね。
というのは、まずはお住まいがどちらかわからないということ。
もうひとつは元売メーカーによっての違いがあるということです。
記事に仕事での裏話なども書きたいので、申し訳ありませんがワタシがどこのローリーに乗っているかは明かせません。
(同業の人が読んだら多分わかってしまうでしょうが…。)
その点はなにとぞご理解下さい。
ワタシは千葉県市原市で積み込みをしていまして、配送エリアは千葉県の南部・北東部。それから茨城県南部になります。
通常このエリアだと一日最低で200キロ強、茨城の水戸辺りまで行く時には400キロ~500キロくらいは走りますね。
ただし、ワタシが背負って走っているマークの元売メーカーは川崎からも出荷していまして、こちらの配送エリアだと東は千葉県北西部、西は静岡の御殿場辺りで北は栃木の宇都宮・群馬の前橋辺りまで走ります。
当然ながら高速道路での移動が長くなるので、最低で300キロ。多い時は600キロ近くになることもあると思います。
全国的にそうでしょうが、配送エリアの広さと高速道路の使用率で走行距離がかなり変わってくるのが実情だと思います。
参考になると良いのですが…。
また何かご相談に乗れることがありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい(礼)。

はじめまして。タンクローリー運転手になろうと思いどんな仕事かな~と思い探していたらここを見つけました。一日の平均走行距離はどのくらい走るのでしょうか?

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