ご訪問ありがとうございます!


最近のトラックバック

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« ナンバープレート | トップページ | にゃん太郎もほしいかな(BlogPet) »

2008年5月15日 (木)

母は強し

どうも。
最近密かな楽しみを持っている男・にゃん太郎です。

この楽しみについては、また後日。
イヒヒヒヒ…。

さて。
今日は久々に我が家の鳥君ネタです。

紆余曲折の末、三月に我が家にやって来たつがいのキンカチョウ。(詳細はこちら

実は三月末から卵を三つ抱き始め、四月の初めには一羽のヒナが孵化しました。
しかし残る二つの卵は無精卵だったのか孵ることはなく、挙句の果てに
孵化した唯一のヒナも一週間と経たないうちに巣から落ちて亡くなりました。

ヒナが巣から落ちた原因は分かりませんが、自力で巣の出入り口まで行かれるほど
育ってはいませんでしたので、「邪魔になった卵を巣から蹴り出そうとした親鳥が
誤ってヒナを蹴り出してしまったのではないか」という自分なりの結論を出しました。

たった一羽のヒナを早くに亡くし落ち込んでいたワタシですが、そんなワタシの
心など知る由も無い鳥君夫婦。

先月の末にふと気付くと、またしても卵を抱いていました。

   し か も 七 個 。

アナタタチ、オサカンナノネ…。 (=^_^;=)

で。
今日の本題はここからです。

11日に巣の中を覗いたところ、肉団子のようなヒナ達の塊と三個の卵を確認。
よって、ヒナの数は四羽だと思われます。
そして13日の夕方に再び巣の中を見たところ、中にいた母鳥のお腹の脇から
三つの卵が覗いていました。

一般的に鳥の卵は一つが孵ると連日次々に孵化します。
それなのに三日経っても孵化していないこの三つの卵は無精卵、あるいは
何らかの理由で孵らないであろうと推測できました。

こりゃあ卵を何とかしないと、またヒナが蹴り出されてしまうかな…?

などと思いつつも、その日はもう日が暮れかけていたのでそのままに。

そして。

16日は仕事が休みだから、この日に卵を取り出すかな…。

と思いながら帰宅した、14日の17時半。

そ、そんな…。 

信じられない光景を目にしたワタシは、その場にヘナヘナと座り込みました。

まだ毛の生えていない1cmほどのヒナの姿が、鳥カゴの床にあったのです。
床から拾い上げたヒナはすでに冷たくなっており、ワタシの心は
ヒナに申し訳ない気持ちで一杯になりました。

しばらくはティッシュの上に置いたヒナの骸を見つめながら呆然としていました。

鳥カゴ越しに巣を覗き込むと、母鳥の脇腹からは三つの卵が見え隠れ。
このままではまた「同じこと」が起きると思ったワタシは意を決しました。

今すぐ卵を取り出さねば。

が。
卵は巣の奥にあって手が届きませんし、万が一届いたとしても、ヒナがいる巣の中に
直接手を入れるわけにはいきません。
こういう時には、スプーンを使って卵を取り出すのが一般的な方法です。

ワタシは台所からプラスチック製のスプーンを持って来たのですが、
実は大きな問題が一つありました。
それは、巣が乗っている台から鳥カゴの床まで、巣その物を下ろさなければ
卵が取り出せないということ。

抱卵中やヒナが孵って間もなくは鳥カゴの掃除や移動などは控えるべきもので、
巣その物を動かすなどということは言語道断。非常識極まりないこと。
デリケートな親鳥ならば、子育てをやめてしまうことも考えられます。

しかし、ワタシは「やるしかない」と思いました。

名づけて

   大胆に卵を取り出しちゃおう大作戦!!

作戦要項

① カゴ越しに巣に顔を近づけて親鳥を巣から追い出す。
② 鳥カゴの右扉からスプーンを入れ床に置いておく。
③ 真ん中の扉から左手、右扉から右手を入れて巣を台から床まで下ろす。
   もちろんソーーーーーッと、天地無用で。
④ ヒナに触れないように、用意しておいたスプーンで卵を一つずつ取り出す。
⑤ 巣を台の上に戻す。
⑥ 母鳥が巣の中に勝手に戻る。
…はず。

ワタシは何度かイメージトレーニングを重ねました。

そして

よし、いくぞ…。 (--;)ドキドキ

作戦開始!!

まずは作戦①。

作戦通りに巣に顔を近づけてみましたが、母鳥は一向に出てくる気配がありません。
何度かカゴから顔を離したり近づけたりしてみましたが、まるでダメ。

しかたなく母鳥に向かって「わ!」とか「かーっ!」とか言って声で威嚇してみましたが
まるで効果無し。
はたから見れば「夕暮れのベランダに現れた挙動不審のオッサン」でしかありません。

そんなワタシの苦労など全く理解してくれない母鳥は、出てくるどころか巣の中で
軽く翼を広げるような姿勢をとり、卵やヒナをワタシの視界から隠しています。

こりゃあ、まいったな…。

マイッタ。
参ったのですが、必死になって子供を守ろうとする母鳥の姿に、チョット感動。

やむなくワタシはこの方法での母鳥の追い出しを断念し、作戦②を遂行。

その後は作戦③に移行するわけですが、母鳥はまだ巣の中にいます。

あまり手荒な真似はしたくないのですが、彼女が巣の中にいるままでは作戦が
捗りません。
ワタシはカゴの中に手を入れて、巣の入口前に手をかざしてみることにしました。

これで出てくんべぇ。

が。
ワタシの考えは甘く、母鳥はあくまでも徹底抗戦の構え。
先ほどの姿勢を崩そうとせず、グッと身構えています。

すげえな、これでも出てこないか。 (@_@) パチクリ

止むを得ん…。

ワタシはこのままの状態で作戦③を決行。
台に乗っている巣をソローリソロリと持ち上げて、床に下ろしたのですが…。

嘘だろぉ~! Σ( ̄□ ̄;)

そう。
これでも母鳥は出てきません。

ワタシの長い小鳥飼育人生で、こんなに肝の据わった小鳥に出会った事がありません。

ここまで来ると感動の域を超え、もはや畏敬の念すら沸いてきます。

そしてここで、作戦④となるわけですが…。

ご承知のように母鳥は依然巣の中。
取り出すべく三つの卵は彼女の体からはみ出して見えてはいるものの、
この状態でスプーンを突っ込むというのはあまりにも乱暴な気がします。

しかしここまできたら、もはやこの作戦は続けるしかありません。

さすがに自分に得体の知れない物体(スプーン)が近づいてくれば
巣から飛び出すだろう…。

と、ソーッと巣の中にスプーンの先っぽを入れてみました。

が、出てきません。

さらにもう少し入れてみましたが、彼女は出てくるどころか巣の奥に後退する始末。
しかもその姿は怯えて後退するものではなく、あくまでも子供達を守るために
身構えてのもの。

なんだかワタシは、自分が物凄く残酷なことをしている気分になってきました。

頼む、もう出てきてくれ~!! (T^T)ウッウッウッ

祈るような気持ちで更にスプーンを奥に入れると

ググググゥ…。

グググググググゥッ…!

巣の中から、今まで聞いたことがない低い音が聞こえてきました。

その音は、母鳥の声でした。

彼女の低い声は「威嚇」と「怒り」の交錯した声に聞こえました。

巣の奥で更に翼を広げた母鳥は、明らかにワタシを睨みつけています。

許せ。
オレはオレなりに、お前の子供達を守ろうとしてるんだ…!!

心の中でそう叫びつつ、更に巣の奥へと進めたスプーンはついに卵に到達。
1/3ほど母鳥の羽毛の下に隠れている卵をすくい出すような形での回収作業。

当然母鳥の体にスプーンの先が触れているのですが、それでも母鳥は巣から
出てきません。

グググググググゥッ…!

グググググググゥッ…!

…。

結局母鳥が巣から出てくることがないまま巣を元の位置に戻し、
作戦を完遂しましたが…。

なんとなーく後味が悪い感じ。

ワタシがとった行動は間違っていないと思うのですが、それは彼女には
分かってもらえないのでしょうね…。

そんなわけで。
今回はヒナ達に対する「母鳥の愛」と「飼い主の愛」が衝突する結果と
なってしまいました。

が。
いわゆる「下等」と言われる動物の一つである小鳥と「愛」を戦わせることに
なったことに非常に驚き、また感動し、「愛」の形の多様さを考えさせられもしました。

本当に大切な時間であり、貴重な体験だったと思います。

悲しむべくは、こういう貴重な出来事を一緒に体験したり、それについて考え、
語り合うことができる子供を自分が持っていないことですね。

そんなことを考えつつ、最後に行き着いた思いは

ああ、こいつらを飼っていて良かったな~。 (o^-^o)

でした。

おそらく今日の母鳥の行動、そしてこの母鳥自身をワタシは一生忘れないでしょう。

え?

父鳥ですか??

彼は終始、鳥カゴの中でバタバタとしているだけでした。

どこの世界でも、いざとなると男はだらしないのかもしれませんね(笑)。

もっともあれが、彼なりの威嚇行動だったのかもしれませんが。

最後になりましたが。
昨今の人間社会では、こういう動物の姿から「愛」や「命」について考えて欲しい人が
あまりにも多過ぎる思います…。

« ナンバープレート | トップページ | にゃん太郎もほしいかな(BlogPet) »

コメント

ジョニーさん>
昨日確認したところ、ヒナ達は元気でした!
しかし他の二羽に比べて一回り小さい子がいまして、その子が無事に育ち巣立つことができるか少々心配です。
親二羽に子三羽で巣が狭くなってきたのか、昨夜は母鳥が巣の外で寝ていたことも気がかりです…。

ジョニー君は本当にトリがすきなのね と近所のおばさんにも言われてしまうジョニーです
ニャン太郎さんの悪戦苦闘ぶりが面白くて笑ってしまいますだ~パチクリとかね
いろいろ紆余曲折があったのですね
今後の展開が気になります非常に~
ニャン太郎さんのところにツバメもくれば面白いですよね
ニャン太郎さんの悪戦苦労がおかしいっていうもの、失礼な話なんですが

ミッフィーさん>
こんにちは!
ヒナが落ちたことには気付いているのかもしれませんが、金網状の床の下に、掃除がしやすいように引き出し状の床があるという床の二重構造のために、小さなヒナが落っこちてしまうとエサをあげるのは無理なのです…(金網より下の床まで落ちてしまうため)。
昨日巣の中を覗いて分かったのですが、元気でいる三羽のヒナに比べて先日落ちていたヒナは比べ物にならないほど小さな体でした。こういう言い方はかわいそうかもしれませんが、もともと成鳥にはなれない運命だったのかもしれません…。
今度、元気なヒナ達の姿をアップしますね~。(別に見たくないかもしれませんが。笑)

にゃん太郎さん、こんばんは。鳥君ネタの記事を見ると、ペットを飼いたいなぁ。と思うミッフィーです。
母鳥は威嚇しながらも一生懸命卵を温めているのに、巣から落ちたヒナには気づかないのでしょうか?ヒナ鳥の成長、楽しみですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138568/41213210

この記事へのトラックバック一覧です: 母は強し:

» ハウスクリーニングならハウスクリーニング情報NAVI [ハウスクリーニングならハウスクリーニング情報NAVI]
ハウスクリーニングならハウスクリーニング情報NAVIにお任せください [続きを読む]

« ナンバープレート | トップページ | にゃん太郎もほしいかな(BlogPet) »