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2010年11月12日 (金)

はっきりと、させましょう。

どうも。
そろそろ年賀状の準備に入ろうかと考えている男・にゃん太郎です。

さて。
今日は久々に、記事らしい記事を。

もうかれこれ1ヵ月ほど前でしょうか?

弊社乗務員が、とある納品先(ガソリンスタンド)に進入する際に警察から注意を
受けたという話を聞きました。

で、早速その話をしたいところなのですがね。

この話をする前に、まずは皆さんに思い出していただかなければならないことが
ありますので…。

…。

とりあえず。

…。

自動車免許をお持ちの方、集合~!! (^/o\^) オーイ!

…。

はい、集合してくれましたか?

では、まいります。

…。

問題!!(ジャジャン!)

…。

ズバリ、下の写真の標識の意味は何!!??

Fki026g39_2  

 

 

 

チッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチッチ…。

…。

ふっふっふ。 ( ̄+ー ̄)キラーン

…。

お分かりになりますか?

では、答えを。

まず。
丸い青地に白抜き矢印の標識は、矢印方向以外への進行を禁ずる
「指定方向外進行禁止」。

上の写真の場合は矢印が真っ直ぐなので「真っ直ぐしか行っちゃダメよ」です。

で、写真ではその下にトラックとバスの絵が付いていますね?

これはいずれも「大型および特大」のトラックと「大型および中型」バスを指しています。

故に、整理して簡単に言いますと。

写真の場合は

でっかいトラックやバスは真っ直ぐしか行っちゃダメよ

です。

まずは、そのことを覚えておいて下さい。

では。
続いて、警察から注意を受けた現場のご説明を。

まずは下図、現場の見取り図をご覧下さい。

Cocolog_oekaki_2010_11_10_09_42  

ご覧頂いてわかるように、この納品先(斜線部)はT字路に面しています。

納品先が面している優先道路は片側二車線で、左から交差する道路は
「大型貨物進入禁止」の片側一車線。

で、さらに。
交差点信号手前の本線・青丸部分に、先の写真のバスの絵だけなくなった
「でっかいトラックは真っ直ぐしか行っちゃダメよ」の標識あり、と。

通常ワタシ達は上図の赤矢印方向から納品先に向かい、
右の方向指示器を出したままT字交差点内にて待機。

対向車が切れた時に、下図のように…

Cocolog_oekaki_2010_11_10_13_28  

右折で入店。

と、言いましても。
ここは交通量が非常に多い幹線道路。

さらに信号機は時差式信号で、先に赤になるのはこちら側の車線でして、
目の前の信号が赤になっても対向車線の車の流れは切れません。

ですから対向車線の信号が赤になってから、もっと言えば交差点に関わる
すべての信号が赤になっている状態で、ようやく右折可能になります。

今回注意を受けた同僚も、ご他聞に漏れずそのよう右折したようなのですが…。

納品先の店舗内に車を入れると、たまたま真後ろにいたと思われるパトカーが
それに続いて入店してきたそうなのです。

で、パトーカーから降りてきたお巡りさんに

ここ、右折禁止だよ。

今日はキップは切らないけど、次からはダメだからね。

と、言われたとのこと。

そしてお巡りさんは、そのお店の店長にも「右折入店禁止」の旨を伝えたとのこと。

その後。
車庫に戻ったこの同僚から報告を受けた内勤の先輩は荷主さんに連絡。
さらに話は荷主から配車センターや元受にまで伝わり、誠に残念ながら
右折での入店は禁止となりました。

と。
ココまでが当日の出来事で、当日乗務していたワタシが車庫に帰ってから聞いた話。

この時点では「右折禁止」の根拠はお巡りさんから告げられなかったそうなのですが、
その後何人かの同僚と話した結果、毎日通る現場の状況から考えて、その理由は
「例の標識」以外に考えられないとの結論に至りました。

それと同時に

ま、大型直進のみの標識あるし、警察にそういわれたら仕方ないか…。

というのがまた、ワタシ達の結論。

が、しかし。

右折で入れないということは、どこかでUターンをしてくる必要があるわけです。

Uターン。

言うのは簡単ですが、なにせ我々が仕事で乗っている車は大きいですから、
そんじょそこらで「あらよっ」という具合にクルッとできるわけではありません。

直近のUターン可能な場所まで行って戻って来るには、道路が空いていても10分。
渋滞している昼間なら20分、場合によっては30分近くかかります。

それでもやはり仕方なく、しばらくその方法を取っていたのですが…。

もう何十年も右折で入っていたのに、なんで今さらこうなるかなあ。

たまにしか乗務しないワタシは被害は少ないけど、他のみんなは大変だよなあ。

というか、なにより自分が行く時に面倒だなあ。

など、ワタシ自身色々な思いがありました。

それでもどうしようもないわけで、何の解決策も無いまま乗務していたある日。
ワタシは信号待ちのために、たままた現場の標識前で停止。

恨めしげにその標識を見つめていた時、ふと思いました。

ん?
標識って「『道路』標識」って言うくらいだから、対道路への規制じゃね?

もしそうなら、この標識は道路対道路に対する規制。
つまりここでは、優先道路と交差する左の道路に対しての規制になるから、
右折で「店」に入るのは違反じゃないんじゃないの?

そもそも、公道ではない一般施設や私有地への入り方を法律で規制することが
できるのか?

「これは調べる余地あり」と思いインターネットを駆使してみるも、わかることは
とにかく「矢印方向以外は行っちゃダメ」ということ。

もちろん直接警察に行って話を聞けば良いのですが、正直それは面倒です。

そんなわけでしばらく疑問を放置していたワタシだったのですが、
「公務にて一日に三ヶ所の警察署を回る」という思わぬ好機が訪れました。

で。
当日はメモ紙に書いた現場の見取り図を持参。

各署にて状況を説明し、右折での入店は違反となるか訊いてみました。

初めの八千代警察署の若い男性は「問題ないと思うけど」と、言ったものの
先輩職員を呼んできてくれました。

結果。

これは「左からの道路が大型貨物進入禁止なので同車は直進しかできません」
という意味で出している標識だと思うので、お店に右折で直接入るのは
違反ではないと思う。
しかし、念のためにきちんと調べて連絡します。

(数時間後に連絡を頂き「問題なしも管轄の警察署に要問合せ」とのことでした)

とのこと。

あら、それはわざわざスミマセンね…。

続いての柏警察署、大沢あかねさん似の若い女性は即答。

これは違反ではありません。
この標識は左からの「道路」に対して出ているものなので。

と、一刀両断。

ですか、やっぱり。 (=´∇`=)

この辺で、右折入店再開の希望が湧いていきました。

そして、最後に流山警察署の年配の男性。

それは問題ないと思いますよ。
この標識は「大型進入禁止」道路への左折を規制するためのものだし、
そもそもお店への入り方なんかは、法律では決められないものですもん。
注意した警官が、何かを勘違いしてるんだと思いますね。

と、やんわりと内部批判(?)。

そしてこれは、ワタシの疑問に対するほぼ満点の回答でした。

ですよね~。( ̄ー ̄)ニヤリ

ただし、車両横断禁止の区域であればそれは違反です。
どんな理由であれ「道路を横切ることはダメ」ですから。
それとお店の脇に道路があって、その道路が交差点に接していたりすると、
判断は微妙になりますね。
その場合は「十字路内は直進のみ」という解釈もできなくはないので…。

という補足も加えてくれました。

しかしこの補足は現場には適用されない内容。

この時点で右折入店は合法であると、ワタシは確信しました。

そして、会社への帰り道に現場を通るので標識を再度確認できること、
更には現場を管轄する警察署の脇を通ることもあり、思い切ってその警察署に
立ち寄って「右折入店」を勝ち取ろうと決めました。

さて、どう攻めるかな…。

違反でないことはほぼ間違いありませんが、攻め方を間違って万が一にも
「右折ダメ」と言われたらハイそれまで。

そこで、無い知恵を絞ってワタシが立てた戦略は。

① まずはメモ紙で状況を説明し、一般論として違反かどうかを訊く。

② 違反ではないとの答えだったら、注意された現場(警察署から1kmほど)と
   その時の状況を説明する

③ 注意以降、先でUターンしてくることにより無駄な時間を使っている事を話す

④ 注意を受けた同僚は免許証の提示まで求められており、
   大変ションボリしていた旨を伝える

⑤ 最後の最後に「右折入店問題なし」のお墨付きを貰う

です。

で、いざ警察署へ。

まずは交通課に行き、下手に出てみるワタシ。

ワタシ)  あのう、チョットお聞きしたいことがあるのですが。

♀署員) どんなことでしょう?

ワ) ええ~、交通ルールについてと言うか、交通違反についてと言うか…。

署) はぁ。

訝しげな眼差しでカウンター脇で待つように言われ、しばし待機していると
年配の男性が現れました。

まずはメモ紙を見せるワタシ。

「一般論として」お伺いしたいのですが

との前置きをしてから、カクカクシカジカと説明。

年配男性署員) いや~、それは問題ないんじゃないかなあ~。
           注意した警官が、何か勘違いしてるんじゃないかな~。

この人の結論の根拠は
「標識は左側の大型進入禁止の道路に対するものだから」とのこと。
概ね他署の解釈と同様でした。

しかしながら「絶対に違反ではない」というハッキリとした返事はしてくれません。
「場所はどこなの?」と訊いてはきませんが「管轄外の場所なら断言はマズイ」という
雰囲気が言葉の端々に感じられました。

これ以上確信めいた返事はもらえないと思ったワタシは

ワ) なるほどぉ。
   まあ、ほぼ間違いなく違反ではないということですね?

署) ということになると思いますけどねぇ…。

ワ) わかりました。

一呼吸おく、ワタシ。

ワ) いや~、実はですね。
   注意を受けたの、ココの先にある交差点でしてね。

署) え?

ワ) ここからチョット行ったトコにあるじゃないですか?ガソリンスタンド。

署) あ、ありましたっけ…?

ワ) ええ、○○っていう交差点の右側に。

署) …。 (・ ・;))

ワ) 今の話からすると、今後は右折で入店しても全然問題ないということですね?

署) ちょ、ちょっと待って下さいね。
    い、いま地図を…。
 q(・・;q) ))) ((( (p;・・)pあたふた

「何もそんなに慌てなくても」と思うほどの狼狽振りの署員さんは、
ゼンリンの住宅地図を持って戻ってきました。

地図上で場所を確認し、もう一度当時の状況を説明。

ワ) で、「ここは右折禁止だよ」と注意を受けた。っと。

署) う~ん…。
   それはマズイなぁ…。

神妙な面持ちの署員さん。

署) ちょっと待って下さいね。
   いま、もっと詳しい人間を連れてきますから。

署員さんは上司(交通課長?)と思われる人を連れて再び戻ってきました。

さすがに説明するのが面倒になってきましたが、ここは「便利」を取り戻すための
頑張りどころ。

上司の方を相手に、まずは地図で現場を確認。

続けて交差道路は大型禁止であることや店舗出入口の位置、時差式信号の変わる
タイミングや横断歩道の位置、更には当時右折のために待機していた状態なども
含めた交差点内の細かい状況を説明。

そして最後に、現場のお巡りさんから言われた「右折禁止だよ」を。

上司の方・年配署員さん・ワタシの三人で現場の環境や状況を何度も検証し、
話をすること約30分。

上司)  …。
      注意した警官の名前、わかりますかね?

ワタシ) 乗務員に確認しましたが、わからないそうです。

上) では、日にちと時間はわかりますか?

ワ) たしか半月くらい前だったと思いますが、今はわかりせんね。
   車庫に戻って調べれば、日にちだけでなく概ねの時間はわかりますが…。

上) …。

沈黙。

上) この件はどう考えても、当署員が誤っています。

やっぱり…。

上) その署員が標識の解釈を誤っているのか、それとも何か勘違いしているのか
   今は判断できませんが、とにかく私からお詫びします。
   注意を受けた運転手さんにも、申し訳なかったと伝えて下さい。

ん。

上) それから。
   近日中にパトーカーに乗るすべての署員を集めて今回の件を説明し、
   現場に限らず他の場所で同様のことが発生しないように注意指導します。

…。

上) 短い期間とはいえ遠回りをさせてしまい、無駄な時間を使わせてしまって
   スミマセンでした。

沈黙。

ワ) では。

…。

ワ) ウチの会社の乗務員だけでなく、荷主や元売も含めて「右折入店可」の
   正式な報告をして構いませんね?

) はい、構いません。
   ご迷惑を掛けて、すみませんでした。

よし。

任務完了。 ( ̄∇ ̄)v

と、言うわけで。
今回の「事件」は一件落着となりました。

以下、余談ですが。

ワタシ40年生きて、警察の方とこれだけ真剣に時間をかけて話しをしたのは初めて。

警察、特に交通取締りを担当する「交通課」というと「敵」のイメージだったのですが、
今回相談に乗ってもらった各署の方々は親身になって話を聞いて下さり、
大変親切な方ばかりでした。

特に最後の交通課長と思われる方は部下の過ちをしっかりと受け止め、
真摯な態度で謝罪をして下さいました。

年上の方に対して言うのも失礼ですが、大変立派な方でした。

そんなわけで、これを機にワタシの中の警察の印象が少し変わりました。

変わらないのは、弊社の配送に関係している各社ですな。

じゃ、配車センターと元売に連絡して、正式に右折入店の許可が出たら
また連絡しますね。

と、荷主様から言われて早三日。

どこでどう話が止まっているのかわかりませんが、音沙汰無し。

自分達に直接影響の出ない現場のことは、どーでも良い訳でしょうね。

おっと。

これは悪口じゃありませんよ。

愚痴ですから、愚痴(笑)。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

Img_5167 

 

 
とりあえず、気分スッキリ。

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コメント

kuma子さん>
こんばんは!
どうもどうも。お楽しみいただけて、何よりです(笑)。

ココバさん>
こんばんは!
ホントに、各署の方々には拍手喝采の気分です。
ワタシ自身はかなり楽しんでやりましたので、拍手はナッシングで結構です(笑)。

y22さん>
こんばんは!
いや、あの、そんなにたいそうなことでは…。
ただ自分が、Uターンするのが面倒と言う、単純な理由なので(笑)。

たっちさん>
こんばんは!
お陰様で、この記事をアップした日のうちに連絡が来ました。
これで、楽ができそうです(笑)。

これは素直に凄いですね!!
お疲れ様でしたhappy01
早く荷主様から御連絡が来ると良いのですが・・・。

やっぱりにゃん氏はスゴい!
警察の誤りを警察署に出向いて問いただすとかスゴ過ぎです!

お久しぶり(?)です!

 いろいろご苦労様でした。 そしていろんな事(人)に拍手喝采な気分です。

面白いっ!

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