ご訪問ありがとうございます!


最近のトラックバック

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« どーん | トップページ | 一期一会 »

2012年8月29日 (水)

暑さと石ころと

どうも。
日焼けで腕がヒリヒリしている男・にゃん太郎です。

う~ん。
仕事で結構陽に当たっているので大丈夫かと思って日焼け止めを塗らなかったのですが、
いやいや甘かったですなぁ。

半袖Tシャツの跡がクッキリ付いてしまいました。

と、いうわけで。

行ってきました、仙台・ReRootsさん。

予想はしていましたが、今回は今までの参加時とは少々雰囲気が違いました。

ワタシは初回のツアー参加時以外は毎回平日に参加しているのですが、
今までの平日は団体さんはおらず、常に15人前後。

しかし今回は夏休み中ということで遠方からの学生さんの参加が多く、
総勢で50人くらいにはなったのではないでしょうか?

絶対的な人数と弾ける若さに、ワタシはタジタジでございました…。

今回はそんな大人数となったので、

① ビニールハウス内での作業

② ReRootsさんから割と近い場所での瓦礫拾い

③ ReRootsさんから遠い場所での瓦礫拾い

の3チームに分かれました。

ワタシは③のグループになりまして、仙台市若林区井土という地域の畑に

Securedownload  

 

 
 

 

ゾロゾロと自転車で移動したのですが

 

 

 

 
この移動。

炎天下を、30分!

もはや修行です(笑)。

しかしこの修行により、改めて現実を知らされることがありました。

ReRootsさんのハウスから仙台東部道路に向って走って行くと、やがて右手に田園風景が広がります。
(この東部道路が津波を堰き止め、道路を挟んで海側は津波で壊滅、逆側は被害が小さかった)

そして東部道路の側道を走る間、延々と緑の田んぼの脇を走って行くのですが、
その間ズーーーっと稲の良い香りがしていたんですね。

まあ大げさに言うと「これぞ日本の田園風景」のような感じです。

しかし。

井土に向かうために「命を分けた」東部道路をくぐると、景色は急変。

まずは田んぼの「緑色」が土の「茶色」に変わり、側溝のフタはあったりなかったりになり、
荒地の雑草を退治するために何台もブルドーザーが動き、それが土煙を上げる…。

車でスーッと走り去ると見落としてしまいがちなその現実に、戦慄が走りました。

そんな貴重な体験に身が引き締まりながら、現場に着いたのは10時ちょうど。

普段なら早速作業に入るのですが、優しい現場リーダー(大学生)の心遣いで
まずは10分間の休憩となりました。

まあ、休憩といいましてもね。

もともと畑だったうえに、津波によってあらゆる物が流されてしまった土地。

目に見える範囲に日陰などあろうはずもなく、乗ってきた自転車やわずかに残っている
建物の基礎らしきものに腰を下ろし、ただジッと日差しに耐える感じ。

それでも救いだったのは、海岸線から1km程度ということで割と強めの海風があったこと。

あの風が無かったらと思うと、今でもゾッとします…。

で、いよいよ作業開始。

今までは「今日はここまでやる」という範囲や仕上げのレベルを決めての作業でしたが、
この日はご一緒させて頂いた学生さんのグループが15時過ぎの市営バスに
乗車しなければならないということで、14時に作業を終了させるという時間区切りの作業となりました。

作業内容は先に書いたように瓦礫拾いだったのですが、今回はスコップで掘り返すような
「土の中」の瓦礫ではなく、園芸シャベルでほじくる「表面」の瓦礫拾いをしたのですが…。

今回の現場では厄介なことがいくつかありました。

まずは先ほど書いたように、日陰が無いこと。

分かりきっていて覚悟をしていたことではありますが、途中の休憩も昼食も全て炎天下。関東のように猛暑日というようなことはないようですが、直射日光はこたえますね。

そして暑さによる汗。

初めは

土起こしのような重労働ではないのでいくらかは楽かな

と思いましたが、いやいやどうして。

土起こしは立ち仕事ですが、瓦礫拾いは中腰ですからね。

意外にこちらの方がきついのです。

しかも今回は掻いた汗でズボンがピッタリと肌にくっついて中腰状態の際にとても動きにくく、
これが予想以上に体力を奪っていき、無駄に疲れる感じでした。

最後は現場そのものの状況。

目に見える表面は極端に瓦礫が多い感じではなかったのですが、表面を2cm~3cm
ほじくるをと「ガリッ」と音がしまして、普通の小石は当然のこと子供の拳ほどの
大きさから大人の顔くらいまでの大きさの石コロが出てくること出てくること!
(この日はビンの栓抜きやワインのコルク回しなど生活感のあるものも出てきました)

ワタシが今まで作業した現場の中で瓦礫の発掘量はダントツの一番で、
この日だけで土嚢袋30袋は超えたのではないでしょうか?

そんな地面の表面は、これまた乾燥してカチンカチンでしてね。

シャベルで土を削っても石を引きずり出してもその度に細かな土煙が上がり、
それが海風に乗って流れてくるので、汗に濡れた体は気付けば砂だらけ。

更にあの暑さの中でマスクをするという選択肢は無いに等しく、鼻の中も真っ黒でした。

そんな状況下で格闘し、なんとか時間内にリーダーさんからOKが出る状態になりましたが
おそらくこの後に誰かがココの「土起こし」をするはず。

あの固さにスコップを入れるのは並大抵のことではありませんし、掘ったら掘ったで
相当量の瓦礫が出てくると思われ、その方たちの苦労を想像するとなんだか申し訳なく
思ってしまうワタシなのでした。

で、作業終了後。

またもハウスまで自転車でエッチラオッチラ帰ったわけですが。

津波の爪跡が色濃く残る場所を学生さん達に見てもらおう

というリーダーさんのお考えの下、荒浜交差点経由で戻りました。

この荒浜交差点付近はワタシが初めて被災地を体感した場所(詳しくはこちら)。

いわば「ワタシの活動の出発点」です。

その出発点でワタシがもっとも衝撃を受けた損壊したガソリンスタンドは
いまもそのままの姿で立ち尽くしています

しかし、あのころと違うことが一つ。

そのガソリンスタンドの隣りには、ReRootsさんの活動の一つである

Img_0001_2  

 

 
 

 

が。

 

 

 

 
 

そしてヒマワリは

Img_0003  

 

 
 

 

 

まさに満開!

 

 

 

 
Img_0004  

 

 
 

 

さあ、皆さん今すぐ荒浜交差点へ(笑)!!

 

 

 

 
 

まあ、それは無理でしょうから。

きれいなヒマワリの写真を楽しんで頂きながら

Img_0007  

 

 
 

 

現実はこの写真のようなんだ

 

 

 

 
 

ということを、心の片隅に留めて置いて頂けると嬉しく思います。

こうしてこの日の作業は無事終了。

この後に一般参加のお二人を仙台駅までお送りして、ゲストハウス梅鉢さんに向ったのですが…。

う~ん。

これはまた、次回ですかね(笑)。

…。

最後に。

農家さんの「復興」には瓦礫拾いは必須作業です。

そしてこれは人の手でしか出来ません。

一人でも多くの方に、気軽に作業に参加して頂けると有り難く思います!

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

この場をお借りましまして。

すべての被災地において、一年前の夏は今と比べ物にならないほど過酷な状況だったはず。

そんな中で活動された自衛隊の方々やボランティアの方々など、全ての皆様に敬意を表すと共に
心から感謝申し上げます。

« どーん | トップページ | 一期一会 »

コメント

y23さん>
こんにちは!
いつ行っても、入る現場は荒れ放題。
海の方を見ればあちこちが欠けた櫛のような松林。
まだまだです。頑張らねば(^o^)v

ジョニーさん>
こんにちは!
このヒマワリ達は、いままで目にしてきたどの花々よりも美しく、たくましく見えました。
おそらく地元の人達もそう感じ、そして癒されているはずです。

ひまわりの姿に心がきゅ~んとなりました

作業をされているみなさんには
尊敬の念を新たにするとともに
まだ 復活していない日本を 認識する必要があります

だって 日本人が本気だせば
やってやれないことじゃないじゃないか

とおもいつつ  なんでかなぁ
夏バテ気味な自分
情けない

日本人はたくさんいるのだから
本気だせばきっと・・・

笑顔こそが 復興のキーワードになることを祈っております

暑い中大変お疲れ様でした。
まだまだこれからのところも多いでしょうけど、写真から復興活動の成果が見えて来ていて嬉しく思います。
今後も無理のないように体調に気をつけて頑張ってくださいconfident

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/138568/55531885

この記事へのトラックバック一覧です: 暑さと石ころと:

« どーん | トップページ | 一期一会 »