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2013年3月13日 (水)

2年1日

どうも。
右モモ裏が筋肉痛の男・にゃん太郎です。

筋肉痛の理由は、昨日行ってきた仙台での作業。

今日はその、昨日のお話。

まずは一日の流れを書いたのち、思うところを色々と書かせて頂きます。

昨日は3月12日。

東日本大震災から2年と1日でした。

前回の関連ブログで「11日に行って良いものかどうか…」という括りをしたのですが、
「その日」は地域の方々のお気持ちに寄り添うという意味でReRootsさんの活動が休止と
なることが分かったので、翌12日の訪問となりました。

通常8時半受付開始、9時から朝礼のReRootsさんですが、今の時期は朝早いと作業現場の
土が凍っていることが多いということで、9時半受付の10時朝礼。

ということでワタシの出発も一時間遅く、2時半出発となりました。

前日の終業が予想外に遅かったため結構寝不足でボーっとしていたのですが、
走りながら聞いていた「走れ!歌謡曲」でなんとAKB48の「風は吹いている」がかかり
一気に気分が高揚。

時期が時期だけにかかりやすい曲であるにしても、ワタシにとって大切なこの曲

つくづく縁があるんだなあ

と思ったしだいです。

途中。
あまりにも

Img_0078_2  

 

 
安達太良山がきれいだったので

 

 

 

安達太良SAに寄り道したのち、いつものように菅生SAで朝食。

そしてこれまたいつものように、ハウスに向かう前に深沼海岸の慰霊塔にお参りに。

丸2年、三回忌を機に開眼供養が行われた

Img_0084_2

 

 

 

 

観音様。

 

 

 

 
海を背負い、視線の先には冠雪の山。

写真をあえて後ろから撮ったのは、なぎ倒されたままの松林、残ったままの鉄ガレキ、
仮設トイレしか整備できないという現状を一緒に記録したかったからです。

で。
受付時間まで30分近く余裕があったので、腰を下ろして海を見ながらボンヤリ。

気温は0℃でしたが日差しが強く、風もほとんどなかったので寒さは感じませんでした。

その後、時間に合わせてReRootsさんへ。

ハウス移転後は初めてでしたが、通りの入り口に看板を立てて下さっていたので
迷うことなく辿り着けました。

昨日は関東の学生さんの団体がいらしており、一般参加者と合わせて60名ほどの大人数。

快晴、最高気温11℃、弱風という好条件の下

Img_0088

 

 

 

 

すぐそこが防風林

 

 

 

 
という荒浜の住宅跡地で土起こしとガレキ拾いを行いました。

土起こしというのは

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このように一列に並んで掘りながら後退していくのですが

 

  
 
 
昨日の現場はガレキが全く出てこない場所とたっぷり出てくる場所がハッキリしていまして、
ワタシは見事に後者に当たりました。

ある意味では出てきた方がやりがいがあるのですが、昨日は少々応えました。

その訳は、出てくる量ではなく「物」。

今まで経験した現場では、出てくる物は石ころやタイルなどの住宅資材などが
ほとんどだったのですが。

今回は瓦…。
これもまあ住宅資材の一つですか。

しかし、他に。

洗濯バサミがいっぱい付いている選択を干す道具とか、味噌汁のお椀とか、シャベルとか。

極めつけは、リラックマやキティちゃんなどのキャラクターが付いた文具ですか。

現場が住宅街だったため、生活臭プンプンの物がゴロゴロと出てきたのです。

もちろん地表面は石ころ程度しかないのですが、スコップの刃1/3~1枚分の深さを
掘るだけでこういう物が出てくるわけです(写真を撮るなどという気にはとてもなりません)。

「居住禁止区域」となっている場所故に表面しかきれいにする必要が無いということも
あるのでしょうが、二年経ってもこうだという現実が「復興」とは程遠い所にあることを
物語っているように感じました。

そんな昨日の現場はかなり広かったのですが、大人数で来て下さった学生さん達の
おかげでなんとか一区切り。

ガレキの分別も彼等が頑張ってくれまして、気持ち良く作業を終えることができました。

さて。
ここでいつもなら「梅鉢」さんへ、というところなのですが。

今回は色々考えた末、駅前のビジネスホテルを宿としました。

この時期のワタシは花粉症の症状が本当にヒドイ。

そんな状態で梅鉢さんに行くと絶対にセーブできないお酒によって症状が極めて悪化し、
その晩だけでなく翌日もボロボロになることは必至。

ここは涙を飲んで、今回は自衛策を取ろうと。

え?

梅鉢さんで飲まなければ良い

ですと??

それができれば苦労しません…。

そんなわけで。

せっかく駅前に泊まったので

ここは牛タンを食してやろう

と仙台駅構内の「牛タン通り」に向かったのですが、お目当ての「利休」は大行列。

「待つの大嫌い星人」のワタシは即刻あきらめまして、仙台駅ビルS-PAL地下の「喜助」へ。

笹かま、牛タンつくね、ミックス定食(タレと塩の相盛り)1.5人前と生ビール二杯をやっつけました。

が。
推定一杯350ml程度の生を二杯飲んだだけで、ハダガヅバッデボウダイヘン(鼻が詰まってもう大変)。

その場で横になりたい気分を奮い立たせ、ヨロヨロしながらホテルへ帰りました。

何とかシャワーは浴び、即ダウン。

おかげで今朝は寝癖がひどく、頭だけ洗い直して2時半チェックアウト。

朝と昼の分のほかほか弁当を購入して帰宅したのは8時でした。

と、これが一連の出来事ですね。

以下、感じたことをつらつらと。

まずは。

ワタシが初めてReRootsさんにお世話になったは昨年4月。
あれから一年が経ちました。

初めて肌で感じた被災地の空気感は今なおハッキリと覚えています。

一年間この地域に通って、あの時と比べどうなのか?

防風林のそばに集積されていた被災した乗用車の群れや無数の流木は撤去されました。

Img_0085_2

 

 

 

 

写真右手の荒浜小学校の体育館の

 

 
 

 
取り壊しも決まったりと少しずつ動きはあるのですが

Img_0087

 

 

 

 

基本的には何も変わらず。

 

 
 

 
地元の方々はさぞやもどかしいことと思います。

一方で荒浜交差点で無残な姿を晒していたガソリンスタンドは撤去されて更地になり、
逆に同交差点で被災し更地になっていたセブンイレブンがプレハブ造りで再営業を
開始しました。

その荒浜交差点のある県道塩釜亘理線は防潮堤の役割を持たせるためにかさ上げが決まり、
その内側に入る農地は再営農を目指す期限が決められ着々と土壌改良が進んでいます。

「仙台市若林区」という括りで見た場合、「りるまぁと」開店が表すように営農を再開した
農家さんもいらっしゃいます。

総じてみると「仙台市若林区」という極めて限られた地域で見ても、被災者間格差が
出ているように感じ(具体的には県道の内外で)改めて行政対応の難しさを考えさせられます。

念のため、というか現実的な話として。

この一年ワタシが行った作業と言えば、土起こしとガレキ拾い。

ReRootsさんの活動自体他の作業もありますが、やはりこれがメイン作業です。

では作業が済んだ現場で実際にたくさんの農作物が作られているかと言えば、答えはNO。

ただ。
営農が再開されていなくても「キレイになった」ということで、依頼者の方が前向きな
気持ちになって下さると思うのです。

それが一番大切なこと。

震災から二年。
現実として、まだそういう状況なのです。

そんな中、今なお若い方々が支援に来てくれるということは被災地域の方々にとって
大きな励みになるのではないかと思います。

まだ忘れられていない。

という、力。

実は。
昨日車に乗せた学生さんに少し話を聞きました。

ワタシ) どちらから?

学 生) 京都です。

ワ) それは遠くから…。
   何年生ですか?

学) 来月から三回生です。

ワ) (三「回生」と答えるあたり、こだわりを感じるね)
   どうしてまた、今回はこん遠くまでお一人で?

学) あの、正直、チョット見てみたいというか…。

ワ) 良いんじゃないですか?
   ワタシも初め、そうでしたし。

学) あと、ぶっちゃけ「ボランティアやった」というと就活の時も有利みたいで…。

ワ) なるほど(笑)!

いや、すみません。

ワタシ、これ良いと思うんですよ。

作業に来てもらう側としてはそれなりにキッチリ作業をしてくれれば理由や
きっかけなんてどうでも良いわけですし、それがまた学生さんのプラスに働くなら
ある意味で需要と供給のバランスは取れているわけで。
(実際現場の空気に触れたら損得抜きに学生の皆さんもキッチリ作業します)

ただ。
これはもう感覚というか、大げさに言うと宗教感の問題かもしれませんが。

ボランティアに来て写真を撮るのは構わないと思うんです、もう二年ですしね。

事実、ワタシもこうして撮ってきていますし。

しかし。
いくら作業現場での休憩時間とはいえ、ピースしながら写真に納まるのはどうなのかなぁと。

もっと言うならば。

今回、丸二年の翌日ということと荒浜地区に観音様が建ったということもあってか
結構な数の人が慰霊塔に訪れていました。

嫌な言い方をするならば、お参りというよりは観光気分の人もたくさん。

で、まあ。
やはり記念撮影をする視ている人もいたわけですが、観音様と一緒に写るわけですよ。

でもね。
観音様が建った理由をよく考えたら、そういう気持ちになるのでしょうか?

また。
ワタシ、今回時間があったので初めて名取市の閖上地区及び日和山に足を運んだのですが。

港にほど近い閖上中学校では14人が亡くなっているように、日和山からみる荒涼とした
風景はそれはもう厳しいものです。

荒浜の景色に似ていますが、住宅の数が荒浜よりも多かった(のだろうと思う)だけに
残っている土台も多く、言葉にし難い景観でした。

そんな中、景色を写真に収める人はもちろん、慰霊の祭壇に手を合わせることもしない
人がいるわけです。

メディアでは「野次馬で良いから見に来て」という被災地の方の声を耳にすることがあります。

たぶんそれは本心でしょう。

1000年に一度と言われるこの災害、ワタシも一度は「感じる」べきだと思いますし
「野次馬歓迎」派です。

しかし野次馬だから礼を失して良いということはありませんし、野次馬だからこそ
被災地の方々の心に寄り添わなければならないと思うのです。

ワタシ、頭固いんですかね?

そんなワタシが、今回泣きたい気分になったことがありました。

慰霊塔にお参りに行った際、深沼海岸の入り口に缶ビールの空き缶三本と
プラスチックのコップが一つ捨てられていたのです。

片隅に捨てられているのならまだ可愛げがあるのですが、通路のど真ん中にです。

普通に考えれば地域の方がとった行動とは思えず、震災から丸二年という日に
やってきた野次馬が、ソコでビールを飲んでごみを残して帰って行った、と。

心の底から悲しくなりました。

価値観も宗教感も個人個人違って当然。

ワタシのそれを押し付けるつもりは毛頭ありませんが、状況に応じた行動をとることは
人間として当たり前のことではないかと思います。

なんだかこう、着地点が変な所になってしましましたが。

ある意味「節目」に被災地に行ったことで、色々と考えさせられました。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

お薦めの本。

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マスコミでは決して報じられることのなかった、災害発生後の様々な「現実」や「からくり」が
つぶさに記録されています。

読むに堪えかねるような表現や内容はありませんので、ぜひ皆さんに読んで頂きたいです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

すみません!
一部写真の拡大画像が大き過ぎました。

どうぞご容赦を。

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コメント

ジョニーさん>
きっかけとか動機はなんでも良いんです。
人手が増えればそれでOK。
もちろん、被災者の立場に立った考え方ができない人は困りますが(^_^;)

いまから仙台の読み進めます


野次馬でもいい
イイ話しだなー

就活に有利 それもイイ

思えば有利な事どころか
人が薦めることも
やっとらん自分

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