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« 2014年を振り返る | トップページ | 半月の入院生活を振り返る 後編 »

2015年1月10日 (土)

半月の入院生活を振り返る 前編

どうも。

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いしますの男・にゃん太郎です。

さて、今日は表題の件です。

前回の記事で書いたように年末に入院。

コメント欄ではあたかも26日に退院するかのようなことを書いたのですが、結果的に
年末年始は病院で過ごし、1月4日に退院しました。

いえ。

厳密には26日の朝に退院したのですが、帰宅6時間後にまた激しい下血があり再入院したのです。

まず初めに。

今回の入院でお世話になった医療関係者の皆さん、たくさんの手伝いをしてくれた古い友人、
見舞いに足を運んでくれた離れた家族に心から御礼を申し上げます。

そして長期休暇に伴いご迷惑をおかけした会社の同僚の皆さんにお詫び申し上げます。

今回はこの半月の状況について二回に分けて書きますが、前編に病気についてと今思っていることを。

そして後編に、日々の病状を細かく取ったメモと病室で投稿したTwitterの内容を日にちごとに振り返り、
思い出せる範囲で当時の状況と心境を記そうと思います。

これは今後再発の際に、当時のことを思い出す自分の記録としての意味もあります。

さて。

では参りますか。

興味のある方はお付き合いを。

まず初めに、皆さん「憩室」という言葉を覚えて下さい。

ワタシがそうであったように、おそらく多くの皆さんは聞き馴染みの無い言葉だと思いますが、
簡単に言うと内臓にある「窪み」のことです。(詳しくはこちら )

今回ワタシに下された診断は、その「大腸の憩室からの不正出血『であろう』」というものです。

これは大腸ファイバーで大腸内を、そして胃カメラで胃から十二指腸までを確認した診断結果であり、
ワタシも写真を覗き見ましたが腫瘍や潰瘍は無くそれはもうキレイなものでした。

その辺りは安心して頂けるわけですが、これまたワタシもそうであったように、おそらく皆さん

「であろう」というのはなんなんだ?  (ー.ー")

と思われることでしょう。

医師の説明を要約すると…。

腫瘍や潰瘍はないので悪い病気ではないし、現状出血している場所はない。
写真に「憩室」が写っているので、ここから不正出血が起きたのではないか。
これはにゃん太郎さんに限ったことではなく、憩室がある人はそういったことが起きる事がある。

そして再発する可能性がある。
ただそれはいつ起きるかわからないし、もちろん起こらないかもしれない。

例えはあまり良くないが火山の噴火のようなもの

とのこと。

正直なところこの説明を聞いた時は「あれだけ血が出てそんなワケのわからん内容か」という
猜疑心もありました。

しかし最初の入院時の主治医、カメラで撮影してくれた医師、そして二度目の主治医と
関わった三医師すべてがほぼ同じ見立てでしたので、今は納得しています。

この説明を聞いて一番感じたことは

再発って、トラック運転中に再発したらどうするのよ?

という絶望にも近い不安でした。

下血の場合は便と違って我慢は効かずトイレを探す余裕などまったくありませんし、
そもそもトラックを駐車できるトイレなどそうあるものではありまん。

百歩譲ってトイレに辿り着いたとしても、一度下血が始まれば一時間近くは出っ放しですし、
量が多ければ外来時に貧血で倒れたように車の運転どころの騒ぎではありません。

では、治療できないのか?

もちろん先生に訊きました。

以下、先生の説明趣旨。

憩室から出血している瞬間を抑えられればその憩室を摘出するという方法がある。
しかし例えば下血中にカメラを入れたとしてもその時には腸内が血だらけのために
どこから出血しているかを見極めることは極めて困難。
故に現実的には出血の瞬間を抑えることはできない。

とりあえず写真に写っている憩室を摘出してみてくれという患者さんもいるが、
憩室のある人は複数の憩室を持っている人も多く、写真に写っていない憩室から
出血した可能性もあるので、医療従事者としてはそのような不確かな情報や推測をもとに
手術をすることはできない。

では、どうすれば良いのか?

と尋ねたところ

現状としては現在の出血が止まるのを待って、あとは様子を見る。

と。

つまり、ザックリ言えば「治療」と呼べるべきものは無いということです。

それを示すかのように入院中も「治療」はなく、絶食で様子を見ながら止血剤の入った
点滴を打つという対処療法しか行いませんでした。

入院中はたっぷりの時間があったので、自分なりにインターネットで色々調べてみました。
(病室内は通話以外はOK。ベッドから動けない患者は通話もOKでした)

その中には治療法があるようなことが書かれているものもありますし、無いようなことが
書かれているものもありました。

しかしあまりにも情報が氾濫していて素人のワタシにはどれが正しいのか判断がつかないため
自分を診てくれた先生方の言うことを信じて受け入れることにしました。

先に書きましたようにお蔭様で4日に退院したのですが、その際に受けた注意は

なるべく消化の良いものを食べ、刺激の強い物・炭酸・アルコールは控えるように。

でした。

退院からほぼ一週間、お蔭様で再発はありません。

が。
食べることと出血が因果関係にあるかどうか定かではないのですが、まだ食べることが怖いです。

昨日の外来時に「徐々に食事も元通りにして良い」と言われましたが、あまり肉を食べようという気が起きません。

トイレに行くのも未だに怖く、腹部に軽微な違和感があるだけで眉間に皺が寄ります。

実際のところ一日中「再発」の不安と戦っている感じです。

いつ起きるかわからないことに怯えていても仕方ないことはわかっているのですが…。

来週からの乗務、大丈夫かなあ…。

まあ、やるしかありませんが。

いま一番悩んでいることは

万が一再発した際にどこの病院に行くか?

ということ(もちろんいつのことかわかりませんが)。

これは実際、非常に難しいです。

すべては患者となるワタシの判断なわけですが…。

出血が止まっている現在、ワタシの中にセカンドオピニオンという発想はないのですが、
事態が発生した際に別の病院に行くというのは一つの選択肢ではあると思うのです。

これは入院中から悩んでいることなのですが、なかなか答えが出ません。

答えが出ない理由の一つに、病院の居心地がけっこう良かったということもあります(笑)。

と、話の流れもこうなったので、病気のことはこれくらいにして(後でまた日記風に書きますが)
ここからは院内生活のことを。

まず、先生も看護師さんも本当に一所懸命にお世話をして下さいました。

本当にありがとうございます。

そして元日に入院患者の様子を見に来る医師という仕事はもちろんですが、入院患者として
もっとも接する機会が多かった看護師の皆さんは本当に大変なお仕事だと感じました。

ナースコールは鳴りっ放しで走り回っていますし、認知症が少し入っている患者や
態度の悪い患者もいますし…。

それから食事の準備や用便の介助などをしてくれる看護助手さんも頭が下がりました。

もうね。
わけのわからない政治家の給料下げて、医療従事者の皆さんの給料に反映させるべきです。

今回ワタシはたまたま年末年始という時期に入院していたわけですが、当たり前ですが
大晦日も元日も入院病棟は動いているわけで、たくさんの看護師さんや看護助手さんが
必死になって仕事をしていらっしゃいました。

またたまたま見かけたのですが、元日の朝7時前から人工透析に訪れる方もいて
もちろんそれを支えるスタッフさんも働いているわけです。

なんというか、うまく言えませんが。

とにかく時間がありましたからね。

点滴をぶら提げてウロウロしたり、ベッドの上でゴロゴロしながら色々考えさせられました。

医療現場のことだけでなく、もちろん自分のことも。

最初に入室した部屋で隣りに寝ていた方はワタシのすぐ後に入院してきたのですが、
意識はしっかりしていたのですが非常に重篤な容態の方でした。

その方はワタシより一回りくらい年上で、一人暮らし。

医師から「万が一の際は延命治療を望むか?望まないならこの書類にサインを。」と
言われたり「いますぐ何が起きても不思議じゃないということを家族に説明したいから
どうしても今日中に家族に来てもらうように」と言われ、遠方に住むご兄弟に連絡しても
なかなか調整が付かない電話を聞かされたり。

今のままだと俺も両親が亡くなったり動けなくなったらこういう状況になるんだなあ。

とか。

要介護患者さんの大部屋に見舞いの人が来ているのを一度も目にせず

このままだと俺もこうなっちゃうんだなあ。

最後まで自分の足で動けるようにしなきゃなあ。

でも病院に居られるだけこの人達は幸せなのかもなあ。

とかとか。

男44歳7ヶ月、健康診断は異常無しでも確実に体は痛んできているんだなあ。

とかとかとか。

そもそもいつ貧血で倒れるかわからない俺が

              今の仕事続けていて良いのかなあ。

とかとかとかとか。

まあ書き出せばきりがありません。

では、そんなことを考えていた「日々」を日にちごとに振り返ってみようと思いましたが、
長くなるのでそれは後編で。

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